今、レーシックなる視力回復手術がけっこう話題になっていますね。この手術の名前が一般的に認知されるようになって、まだそれほど時間がたっていないと思いますが、視力回復という言葉は、少なくとも私はかなり前から目にしています。池袋や新宿のような繁華街を歩いていると、雑居ビルの前に、このような言葉が書かれたチラシなどが、ご丁寧にラックにさしてあるのをみかけるときがあります。そのころの私はかなり警戒心が強く、そのような誘い文句はすべて拒絶していました。(そう簡単に視力が上がるわけがない)と、そう思っていたのですね。また、当時の私はけっして視力がいい方ではありませんでしたが、さほど不自由さを感じたことがなかったので、別段気にも止めずに素通りしていました。
ところがです。あれほど「怪しい」と感じていた視力回復などの方法が、段々と身近なものに感じるようになったから不思議です。ことにレーシックなる手術のことも、有名なスポーツ選手が実際に行ったという話まで聞いてしまうと、「怪しい」とばかりも言っていられませんから。私は密かにこの手術が気になり始めたのです。よくレーシックの手術を受けた人が、「まるで世界が変わったようだ」ていう感想を漏らしていますね。私の知り合いもレーシック手術を受けて成功しまして、同じような言葉を言っていましたっけ。分かりますよ。今までぼやけてしか映らなかったものが、ある日を境にしてクッキリと見えるようになれば、これはまさに世界が違って見えることでしょう。当然のことです。
ところがこんなにもレーシックが一般的に受け入れられたにも関わらず、実際に手術を受ける人の数が少ないというのは、いったい何に原因があるのでしょうか。いや、誤解のないように言い直しますが、確かに年々レーシックを受ける患者さんは増えているようですが、それはまだアメリカなどには及ばないということです。それだけ日本人は警戒心が強いのでしょうか。視力の回復は、大切なことのように思えますが。